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久しぶりに再会したりっちゃんとの熱い抱擁も程々に、集合場所へと向かう。
日程は1泊2日。旅程は全て男性陣が決めてくれた。
事前にグループ連絡を取っていたけど、会うのは今日が初めてだから緊張する。
隣であくびしながら歩くりっちゃんが羨ましい。
集合場所に止まる黒のアルファード。その隣にスタイルのいい男性三人。
ある程度距離があるバズなのに、間違いなく彼らだと確信がある。
(なんて声かけよう…)
歩きながら悩んでいると、一人がこちらを抜き大きく手を降る。
それにつられ後の2人も振り向き手を振る。
りっちゃんと小さく手を振り返し、小走りで彼らの元へ向かう。
「〔おはようございます〕」
『『『おはよー！』』』
挨拶を交わし、簡単な自己紹介の後は皆好き好きに話し出す。
『おはよ。持つよ。』
私の手からひょいと荷物をかっさらったのは目黒くん。
「おはよう。ありがとう。」
りっちゃんを見ると、同じように向井くんがりっちゃんの荷物を持ち車に乗せる所だった。
目黒くんに目をやると、後ろに隠れる高身長の最年少が見える。
周りに人がいないことを確認し、聞こえるギリギリの声で彼を呼ぶ。
「…ラウールさん。おはようございます」
『おはようございます。』
「今日はお邪魔します。」
『いや！お邪魔なんて…』
『お前、昨日から楽しみにしてたもんな』
『なっ！なんでめめそれ言っちゃうの？！』
まるで兄弟のようなやり取りが微笑ましくて笑っていれば顔を真っ赤にした彼が、小さな声で『ラウールって呼んでいいよ』と小さい声で言い残し向井さんの元へ向かう。
あまりに可愛いそれに思わず隣の彼と目を合わせ笑い合う。
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のん(プロフ) - とても面白い小説ではまってしまいました。主人公の気持ちがとても切なく、共感できる素敵な主人公だなと思います。どんな結果でも幸せになってほしい！これからも応援してます。 (3月15日 16時) (
レス) id: d13a90d6ad (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。思いあってるのにすれ違ってる2人も、彼女のことを考えてくれる目黒くんも、立場を考えると切なくなります。深澤担ですが主人公がしっかりとしてるのに、段階を踏んで目黒くんの優しさに触れていく過程が素敵でした。続き楽しみにしてます。 (3月15日 4時) (レス) @page38 id: 3a34fd6c9d (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - 更新楽しみにしてます！続きがとても楽しみです！ (3月13日 22時) (レス) @page38 id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お豆腐屋さん | 作成日時：2024年3月3日 21時
