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#2 ページ2

そんな彼に1人のお婆さんが近付いて行く。





多分、乗る電車に迷ってるみたい。






あ、お婆ちゃん…

渡辺くんに声を掛けてもきっと、、、、






イヤホンをしていて聴こえないはずだし、

そもそも親切に教えてあげるキャラじゃないでしょ。







ここは私が代わりに案内をしよう。

そう思って近付こうとした時、








渡「えっ?何ですか?すみません、もう一回良いですか?」







目の前の彼はお婆さんの存在にすぐに気付き、イヤホンを外して丁寧に耳を傾け始めた。







渡「はい、はい。あー…なるほど。ややこしいですもんね、僕もたまに間違えます、笑」







「…」







さらに渡辺くんはより話しやすいように腰を屈めて、お婆さんと視線を合わす。







渡「丁度もうすぐ来るんで、待ってて下さい」







案内が終わった後も、電車が来るまでの間ずっと笑顔でお婆さんと話す渡辺くん。







「…」







これは、私の知ってる渡辺くんじゃない。








いや…





私は彼の事なんて最初から何も知らないじゃないか。









勝手なイメージだけで、きっと不親切だって決めつけてた。






そんな偏見を持った自分がすごく恥ずかしかった。







すぐに電車が到着し、お婆さんが電車に乗り込むまで心配そうに付き添う渡辺くん。






扉が閉まっても、電車が走り去るまで笑顔で手を振る渡辺くん。









そのギャップに、





その全てに、










私は一瞬で恋をした。

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R(プロフ) - なおさん» 何度も読んで頂き嬉しいです🥺こちらこそありがとうございます! (8月17日 22時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 初めまして!このしょっぴーと主人公ちゃんが大好きですー💕実は何度も読み返していて😊今日もきゅんきゅんさせて頂きました♥️ありがとうございます!続きもまた読みます💙 (8月17日 16時) (レス) @page50 id: 61924ce533 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みみみさん» 嬉しすぎます!ありがとうございます🥺✨ (2023年4月5日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みみみ - 素敵すぎです!あー、しょっぴーに惚れてしまった♡ (2023年4月5日 13時) (レス) @page50 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - ピカンチ★さん» この作品を見つけて下さりありがとうございます🥺💙ハニレモ良いですね☺️🍋お時間がある際に良かったら番外編も覗いて下さると嬉しいです🥺💙 (2022年6月25日 19時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:R | 作成日時:2022年5月22日 14時

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