キミがくれたもの。

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Meguro side



ん…ここどこ？

目が覚めると見覚えのあるのある景色。
あ。家か。


「っ………」


やってしまった。具合があんまり良くないなとは思ってたけど、さすがに帰るのも困難なくらいやばくなるとは思ってなかった。

え、でも俺ちゃんと家帰ってきたってこと？
服も…スウェットになってるし…

隣を見ると一緒に寝てるはずのAがいなくて。

てか、今何時？
時計を見ると23時ちょっと前。

熱上がってるのか知らないけど、ぽわぽわするし、頭も痛い。
そんな中で、


"え、そうなんですか！？"
"がち！？"
"あははっ！"


リビングからAだけじゃない声と笑い声。
誰か来てたのかな？そんなときに体調崩して申し訳ない。


"じゃ、そろそろ！"
"今日はありがとうございました"
"いえいえ！逆にご馳走になっちゃって"
"今度は蓮くんも元気な時に笑"
"是非笑"


ん？俺？
誰？俺も知ってる人？てか、関わりある人？


気になってガンガンと痛む頭になるべく振動をあたえないように歩き寝室の扉まで。


「…A？」

A「…？…あ、蓮くん。起きた？」

「ごめん…お客さん…？」

A「お客さんというか…」

翔太「めめ！早く治せよ！」

照「明後日も無理だけはすんなよ。」

「え？しょっぴーと岩本くん…？」

A「蓮くんのこと送って来てくれたの。夜ご飯まだって仰ってたから食べてもらってたの。」


あー思い出した。
具合悪すぎて楽屋で寝てたらしょっぴーと岩本くんが来てくれたんだっけ。


「ごめん2人とも俺…」

照「気にすんな。」

翔太「Aちゃんの手料理食べれて最高。樹に自慢する笑」

「ありがと。明後日までに治すから。」

照「絶対無理すんなよ」

翔太「康二とラウがめちゃくちゃ心配してたから連絡してやって？」

「ん。わかった。」



じゃあお邪魔しましたって帰って行った2人。


「…ふぅ」

A「蓮くん？大丈夫？とりあえずベット戻ろ？」

「うん…」

A「わ、汗だく」

「ごめん…気持ち悪いよね…」

A「そんなことないよ。身体拭こう？持ってくるからベットで待ってて？」

「ごめん…」

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