キミがくれたもの。2 (ページ3)

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Hikaru side

趣味の筋トレを終えてシャワーを浴びて…
スマホをみたら、なんかすごい通知。

相手は…目黒…チーフ…ふっか………

まあ、なんかあったことはすぐに理解した。

とりあえずチーフにかけ直そうとしたら、ちょうどふっかから再度着信。

「もしもし」

辰哉「あ、ひかる？ごめん。急に」

「いや、ふっかだけじゃなくてチーフとか目黒からもめっちゃ連絡きてて、すぐ気がつけなくてごめん。」

辰哉「……こんな時間だけどちょっと事務所行ける？」

「…？……まぁ、とりあえず行けるけど、なに、ふっか拾えばいいの？」

辰哉「内容は俺もまだ曖昧で…事務所で詳しくって話になってる。拾ってもらえると嬉しい」

「分かった。とりあえず10分くらいで行けると思う。ふっかの家に近いジムだから今。」

辰哉「おっけ。ありがと。準備しておく。」

「はーい。」

電話を切ってすぐに荷物をまとめて車へ。

こんな時間に事務所ってなに？

これからドームツアーだってのにだれかやらかしたとかそういう系？でも、だとしたらふっか以外から連絡来てたの目黒だから…目黒…？

訳のわからないままふっかの家に急いだ。

10分弱。

i.hついた
辰今行く

着いたことを連絡したらすぐに出てきたふっか。

辰哉「おつかれ」

「おつかれ。なに？何があった？」

辰哉「俺らに直接関係はないっぽいんだけど、とりあえず俺と照に先に話しておきたいことがあるって言われて。事務所来れるかってチーフから。」

「じゃあほんとにふっかも詳しく知らないんだ？」

辰哉「そういうこと。」

「え、じゃあ目黒からの連絡は別件かな？」

辰哉「めめ？」

「うん。なんかチーフとふっかの他に目黒からも不在着信2件くらいはいってて。」

辰哉「めめが電話とかめずらし」

「だよね。なんだろ？あとで掛けるわ」

辰哉「うん。」

話をしながら向かうとすぐに着いた事務所。

呼ばれた会議室にふっかとはいると

「あれ…目黒？」

怒りに満ち溢れた目黒とチーフ。あとは藍良さん以外のマネージャー達。

とりあえず座れと言われ俺もふっかも椅子に腰掛ける。

蓮「岩本くんもふっかさんもこんな時間にすみません。」

辰哉「いや俺ら、まだなにも知らないから」

「これなんの集まりなの？」

なにも分からないままいるには重すぎる空気の中。
話された内容にただただ驚くことしか出来なかった。