キミがくれたもの。2 (ページ22)

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楽屋ページ22

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花束を2人とも貰うっていうサプライズのあと。風船は降ってくるし、銀テープは振ってくるしすごいことに。

風船は欲しい子がたくさんいたから、後ろにね！とリレーのように回してあげて、銀テープも回せるだけまわし、わさっと掴み取ったものは公演おわりに、黒服さんがまた来てくれてみんなより先にでるときに通路両脇にいた子達に手渡した。

「ふぅ…」

どっちにしろタクシーをまったりしないと行けなくて空いてるお部屋をお借りした。

「りり、良かったね」

璃衣奈「わぁーん！！こんなの一生大切にする…」

阿部さんから花束を貰ったあとはほぼ放心状態のりり。
お借りしたお部屋に戻っても花束をギューって抱きしめたり造花なのに匂い嗅いだり笑

そろそろタクシー呼んで帰ろうとしてたら

ガチャ

蓮「A？いる？」

「あれ？蓮くんお疲れ様。」

蓮「びっくりした？」

「もー。マイク通して愛してるとかやめてよ…………嬉しかったけどね。」

蓮「ははっ」

「みて？笑」

そう言ってりりをみて？と蓮くんに合図する。
りりは蓮くんが来たことすら気がついてるのか…ってくらいまだ余韻にひたってる。

蓮「りーり！」

璃衣奈「うわぁっ！え、蓮にいいつからいたの…」

「気がついてないし笑」

蓮「んー5分前くらい？笑その花束いい匂いした？」

璃衣奈「え、なんで？」

蓮「阿部ちゃんが自分の香水振ってたから笑」

璃衣奈「！！！！！」

蓮くんの発言に再び固まるりり。

蓮「阿部ちゃんにきいてみる？」

璃衣奈「なっ！！」

「蓮くん笑これ以上りりのこといじめないで笑」

蓮「ふはは笑ごめんごめん」

つい可愛くてって義妹のことも可愛いって言ってくれたりいつも大事にしてくれる蓮くん。

蓮「そうだ。ホテル一緒だし、乗ってく？」

「え、悪いよ…」

蓮「2便にわけて送って貰う予定でさ、席はあるからもし良ければってウチのマネが。」

「えー…お願いしてもいいの？タクシーまだ呼んでないんだよね。」

蓮「うん。いいよ。俺が準備できたらまた迎えにくるから、準備しといて。」

「うん。わかった。ありがと」

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璃衣奈「………なっ、なんで？」

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ぼーっとしてたりりをそのまま引き連れ蓮くん達の移動車にお邪魔すると中には…

亮平「りりちゃん。」

ラウ「あ！りりちゃん！」

翔太「やばい。Aちゃんと移動車同じ…」

なかなか濃いメンバー。