キミがくれたもの。2 (ページ23)

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移動車ページ23

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阿部さんとラウールくんに挟まれカチコチに固まったりり。

ラウ「阿部ちゃん抜け駆けズルくない？」

亮平「え？なにがー？」

翔太「なに？なんかあったの？」

蓮「阿部ちゃんあざと笑」

翔太「え？なに？」

歌うことに集中していた渡辺さんは阿部さんのやった事に気がついてなかった様子。

ラウ「りりちゃんに阿部ちゃん手渡ししたの。あのブーケ」

翔太「え！？」

ラウ「俺なんてなんも考えず投げたのに笑」

翔太「あ、お前だから香水振ってたんだ」

亮平「あっ！ちょっ！！！！」

蓮「阿部ちゃん残念、もう既に俺が言った笑」

「ふふふっ」

ラウ「笑ってるAさんもめめから手渡しされてましたよね？」

亮平「マイク通して愛の告白してね」

翔太「まっっじでずるい。ほんとになんでめめなの？」

「え…笑」

蓮「わた婚がしょっぴーだったら変わってた？」

そんなこと急に聞かれても…ねぇ？笑
そもそも蓮くんのアタックがあって今に至るんだから…
もちろん今は大好きだし、私にとって必要不可欠な人なんだけど。

「んー…それはわかんない笑」

蓮「ふはっ。A、心の声全部もれてたよ笑笑」

「え…」

翔太「必要不可欠……。」

「あ、えと…あの、すみません。」

璃衣奈「………はぁっ！！！！」

「え、なに。」

蓮「りり？」

璃衣奈「も、無理ですっ！！供給多すぎて…息できないっ！！！」

「へ？」

蓮「ははっ！！」

亮平「もしかして？」

ラウ「俺らで挟んだから？笑笑」

璃衣奈「あ、あ、あの、りょへくん…ブーケ…ありがとうございますっ！！ほんとにほんとにほんとに一生大切にしますっ！」

亮平「そんなに喜んでくれて嬉しいよ」

ラウ「もーーーほんとにずるい」

翔太「俺もAちゃんにあげれば良かった」

蓮「やめてよ笑」

「阿部さんもラウールくんも渡辺さんも面白い笑」

翔太「てか、その苗字呼びやめてよ笑身内みたいなもんなんだからさ！！！」

亮平「身内は図々しい笑」

ラウ「でも、ラウールくんじゃなくてラウでいいです！！」

ええ、そんな急に…

蓮「だって？A」

「んー…少しずつ…変えていきます笑」

翔太「イベントでは翔太くんって呼んで欲しい！！」

ラウ「ねえ、まじでいくの？」

翔太「え？」

ラウ「え？」

「笑笑」

車に揺られて数十分。
ホテルにつき、マネージャーさん、メンバーさんにお礼をして、りりに支えて貰いながら部屋へ。

明日のイベントが楽しみ…