天界からの救世主30＿＿＿異色な孤独龍の追憶【オリジナル】【過去編】 (ページ18)

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いままでも、これからもページ18

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…………いつでも自分勝手。天界本部の長であるAに対しても躊躇ない言葉を吐くことがある。
既にAは彼らを見限っていた。

だから、

ドンッッ！！！！！！！！！

「ぎゃああああああぁぁぁぁあああ！！！？！？？」

『すげぇ逸材を見つけたぞ』

今度開催する重鎮会議も、ただの事後報告であって。

そんな想いを抱えて彼は自分の作った今度の会議用資料を零に事前(・・)に渡して、状況を把握させようとしていたのである。

『こいつを、天界(こちら)へ引き抜く』

そう言い放ったAに嫌～～～～～～～な顔をした零を見つめた。

『じゃ。それだけだから』

自分が出て行った零の執務室から大きなため息が聞こえてきたってのも、聞かないフリで。

いつもぶつくさ言いながらそれ相応、いや期待以上の成果を見せてくれる零。

あの時(・・・)の事を唯一知っているたったひとりの零。

この前だって自分には入れずに俺優先に紅茶を入れて、その結果自分用に入れればよかった、だなんて小さく後悔していただなんて、知らないわけじゃないだろうに。

零には、期待しているんだ。

いままでも、これからも。

『(____ずっとね。捨てやしないさ。

満足そうな口元が、見えた。

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これがTwitterで話していた謎に展開されたメンヘラ天界長。どうしたお前。