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小百合「中学の時は目黒くん、
あんなんじゃ無かったのにね〜」
翔太「まぁ、無理もない。
あんなかっこよくてスタイルも抜群!
男から見てもあいつはかっこいいし、
女子なんてほっとかないだろ(笑)」
そんな話をしていたら廊下から
女子達の黄色い悲鳴が聞こえてきた。
翔太「お、やっと来たか」
廊下の窓から蓮の姿が見えた。
また昨日とは違う女子だ…。
蓮「じゃあまた後でね、先輩」
蓮はその子にそう告げると教室に入ってきて
私の席の斜め前に座った。
蓮「おはよ。」
「おはよぅ」
翔太「お前おせぇーよ〜。
朝からいちゃこらしてんなよ(笑)」
蓮「別に、してねぇーよ(笑)」
蓮を見ると目が合った気がした。
すぐに逸らしちゃったから…
って見てるわけないか。
翔太「めめ、今日の帰りカラオケいこーぜ〜」
蓮「わりぃ、今日先約あるから無理だわ」
あ、さっきの先輩とだ…。
翔太「さっきの女?」
蓮「うん」
翔太「ちぇっ、そーですか。
どうぞ楽しんでくださいね〜」
放課後、あの先輩と何するんだろう…
あーーもう!私には関係ないんだってば!!!
だけど…気になってしまう。
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作者名:あやのん | 作成日時:2024年3月15日 1時